

~ 浸水被害から重要インフラ設備を守る ~
国内初*、2m水没でも十分耐えられる水密構造局舎
*2020年12月販売開始時、当社調べ
開発の背景
本製品は、屋外で 放送、通信、情報機器及び付帯設備等を収容するためのものであり、 従来は降雨を想定した防水機能を有するまでであったため、大規模浸水被害の対策としては、地面のかさ上げ、鋼材基礎の追加設置などにより、 機器収容局舎を数m程度かさ上げする手段が用いられてきました。
しかし、これら手段は、コスト、景観、工期、敷地の制約により、 選択できない場合も多く、別な解決手段が社会的なニーズとなっておりました。
本製品は、これらの手段を選択できない場合、重要インフラ設備を浸水被害から守り、 継続的に運用させることが可能となる有効な手段となるものです。
概要
本製品の耐水機能は、ベース部より浸漬深さ2.0m(静水圧)において、 72時間経過後も内部の機器に影響を与えるような浸水がない水密性を有しております。
またその開口部の水密性は強固であり、 従来の機器収容局舎では対応できなかった耐水性能を有したものです。
特徴
- 溶接一体構造を用い、機器搬入用の開口部に特殊水密構造を採用した耐水性能
- 筐体にアルミニウム合金を採用し、軽量かつ高剛性
- 従来品と同等の断熱パネル構造
- 完成品納入のため、現地施工期間を大幅に短縮
仕様
基本仕様
型式 | SPAW-1820 |
外壁塗装 | 耐重塩害仕様相当 |
外装色 | ベージュ色(マンセル記号5Y7/1近似色) |
水密性 | 保護等級 JIS C 0920 保護等級7(防浸形)相当 |
外形寸法 | (H)2,650mm×(W)2,000mm×(D)1,800mm(標準型) |
本体重量 | 約960kg(標準型) |