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● 在宅医療用酸素濃縮装置 |
医療用酸素濃縮装置は、周囲の空気から窒素と酸素を分離して高濃度の酸素を生成し、慢性閉塞性肺疾患等の呼吸障害患者様が呼吸補助用の酸素として、医師の処方のもとに、主に在宅で使用します。
患者様は、酸素を吸入しながら日常生活を送る在宅酸素療法HOT(Home Oxygen Therapy)ができるので、生活の質QOL(Quality Of Life)の向上に貢献します。
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■酸素濃縮装置の動作原理
PSA(Pressure Swing Adsorption)方式に基づき、コンプレッサーにより室内空気を吸着筒へ加圧供給し、吸着筒に充填された吸着剤が、空気中の大部分の窒素を吸着分離し、濃度87%以上の酸素濃縮ガスを得ます。吸着分離された窒素は脱着され、サイレンサーを経由し本装置排気口より使用環境に放出します。酸素濃縮ガスは、加湿器で加湿された後、酸素出口より鼻カニューラ(別売)などを経て患者様に供給します。
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