山陽電子工業株式会社
● PSA酸素発生装置
 

SO-004B
SO-004B

 

SO-100NC-AT
SO-100NC-4AT

 

SO-1000NC
SO-1000NC



概 要

  吸着剤を用いて空気中より酸素を選択的に取り出します。 吸着剤はアルカリ土類金属を含む、結晶性含水アルミノ珪酸塩でゼオライトと呼ばれ 多数の細孔を有しており、酸素より窒素を多量に吸着する性質をもっています。 この性質を利用して高濃度の酸素ガスを生成します。

特 長
 ・高濃度の酸素ガス(90%以上)を生成することができます。
 ・ 高圧ボンベを使用しませんので、設置場所に特に制限ありません。
 ・空気が原料ガスなので、電気代だけでOK、ボンベの交換作業がありません。
 ・運転操作が容易です。起動後は全自動運転となります。
 ・高圧ガス保安法の届け出が不要。

機 種(標準型)
 ・コンプレッサー内蔵型
   生成酸素ガス量   0.5L/min〜20L/minまで
 ・コンプレッサー別置き型
   生成酸素ガス量   0.5L/min〜100m3/Hrまで
 ・本体のみ(工場エアーや客先にてのコンプレッサー支給 )
   生成酸素ガス量   0.5L/min〜100m3/Hrまで
 ・客先筐体内設置型等のOEM供給もできます。

  上記以外のガス量/吐出圧力など仕様に合わせたタイプも可能です。

生産形態:受注生産

カタログと製品仕様

PSA(Pressure Swing Adsorption)の動作

PSA酸素発生装置は、吸着剤を用いて空気中より酸素を選択的に取り出します。吸着剤はアルカリ土類金属を含む結晶性含水アルミノ珪酸塩でゼオライトと呼ばれ、多数の細孔を有しており、酸素より窒素を多量に吸着する性質をもっています。
この性質を利用して、次のように高濃度の酸素ガスを生成します。

  1. コンプレッサに原料の空気を取り込みます。圧縮空気は、フィルターで塵を除いて吸着筒に送られます。
  2. 二筒ある吸着筒は、数十秒単位で交互に切り替えられ、送られてきた空気は、窒素ガス、炭酸ガス、水分等が吸着され、酸素ガスのみ製品バッファタンクに送られます。〔吸着工程〕
  3. その間他方の吸着筒は、大気圧まで減圧して吸着された窒素ガス等を大気に排出し、吸着材が再生されます。〔脱着工程〕
  4. これを交互に繰り返すことにより、連続して高濃度の酸素ガスを生成することができます。

 

 
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